好ましくない派遣会社とは?~続き

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今回は、、、

前回の「僕が最も合わなかった」有料老人ホームを紹介してくれた派遣会社の話の続きを書きたいと思う。

もともと──

希望していた条件をほとんど満たしてなくて、介護事業所の違いすらよく知らないエージェントに押し切られる形で入職した職場だから、ミスマッチもミスマッチで・・・。

この事業所のことはまた別の記事で書かせてもらうが、ここでの日々は本当に辛かった(苦笑)。

職場とのミスマッチがこれほど心身にダメージを与えるのかと身をもって味あわせてもらった。
(そういう意味では本当に経験しておいてよかったと思うが(苦笑))

最短期間の2ケ月間を過ごさずに離職願いを出したのは、後にも先にもこの事業所の時だけだ。

派遣就労の大きなメリットの一つが、、、

離職の際の精神的負担が少ないことだろう。

介護士にとってベストな働き方 ページで書かせてもらったが、離職理由を職場の責任者と話すのは精神的にかなりキツい。

職場の責任者相手に、その人が仕切っている職場の批判をするようなものだから。

良い派遣会社(良いエージェント)は、そこを三方丸く収めてくれるから本当に頼りがいがあるし、とくに経験の浅い介護士にとっては派遣で就労しているメリットがあると僕は思っている。

ところが、、、

この時はエージェントに相談したのがまったく裏目に出た。

僕が「自分には合わない」と思ったのは、

●入居者さんへの関わり方
●職場の雰囲気と、その影響を受けた職員の険悪さ

、、、だったのだが、これは、特定の職員や僕自身の問題というよりも、この事業所のスタンスに対しNOと言うのと同じことだ。

もし僕が直接施設長に離職理由を伝えるのなら、大した影響はないだろう。

たかが派遣介護士一人に否定されたところで事業所自体のスタンスが変わることはない。

事業所としても「あいつはうちには合わなかった」で片づけられる。

でも、、、

同じ話を派遣会社からされたらどうだろう?

僕が直接話すよりも大袈裟な話になりはしないだろうか?

、、、なったのだ(苦笑)。

「うちの派遣スタッフが御施設の介護方法がダメだから辞めたいと言っています」(後に施設長に聞いたところによれば、実際の言葉は違うがニュアンスはこんな感じだったらしい(苦笑))と施設長に伝えたのだ。

そして、、、

施設長と僕と三者による話し合いの場を設けようとしたのだ(苦笑)。

職場は大炎上だった(苦笑)。

そりゃそうだ。

自分たちのやっている介護に、派遣会社からダメ出しをされたのだ。

職員の中にはこの事業所のスタンスに疑問を持ちつつ働いていた人もいるかもしれないが、それでも部外者から指摘されたくはないし、ダメ出しされたら腹が立つのも当然だと思う。

骨身を削って日々頑張ってきた職員たちにしてみれば看過できるものではなかっただろう。

すでにシフトが組まれていたので、離職が決まってからも2週間ほど勤務したのだが、本当にツラかった。

僕の介護士人生の中で最も精神的にしんどい期間だったと思う(苦笑)。

先方と派遣会社の今後の関係のことも考え、「離職話を穏便に進めてもらえるように」と配慮して相談したつもりだったのだが、この時のエージェントはまったくその気持ちを汲み取ってはくれなかった。

そう考えると、介護職人材の派遣エージェントとしてはもちろんだが、派遣会社の営業としてもあまり好ましくはなかったのかなと思う。

僕にとっては、、、だが。

もし介護業界をよく知っているエージェントだったら、、、

もう少し上手に話をしてくれただろうと思う。

職場ごとに介護のスタンスの違いがあることも、事業所形態ごとに雰囲気の違うことも知っているから、

そして何よりそんな事業所であっても入居者さんがいる以上は事業を継続していかなければならず、人材を確保していかなければならないことをよくわかっているから、

僕らのことを考えつつ、一方で顧客である事業所のスタンスを尊重した対応をしてくれたことだろう。

まあ、そもそも論で言えば、、、

もし介護業界に特化したエージェントの提案を受けていたとしたら、僕がこの事業所と出会うことも、出会っていないのだから離職時に職場を大炎上させることもなかったのだが(苦笑)。

良いエージェントなら、提案時に僕が渋い反応を見せたら「わかりました!また別の事業所を提案しますね!」とこちらの思いを理解して調整をしてくれたはずだし、ある程度条件が合うまで見学(顔合わせ)の話はしてこなかっただろう。

このときの経験から、、、

僕は派遣会社やエージェントには良し悪しがあるということを頭に置くようになった。

このときのエージェントが人間的に問題があったわけではない。

仕事熱心だったし、まじめだったし、真摯に対応もしてくれたし、方向性さえ合っていれば、むしろ好感の持てるエージェントだったかもしれない。

ただ、介護職や介護業界について知らな過ぎたのだ。

知らないから、方向性が違ってしまっていたのだ。

重要視する点が僕とズレていて、介護士が好まない対応をしてしまっていたのだ。

そして、、、

この方向性のズレの原因がエージェント個人ではなく(個人の場合もあるが)、多くの場合派遣会社にあることにも気が付いた。

派遣会社のスタンスや経験値が、介護職にとって好ましいエージェントか、そうでないエージェントか、を分けているということに。

それはそうだろう。

介護職に特化した会社は、全社的に介護業界に関わっている。

営業所や支社の異動があっても、ずっと顧客は介護業界の人たちだ。

エージェントは常に介護業界に対する経験値を高めることができる。

でも、、、

介護業界に特化していない会社は、介護職はたくさんある職種のうちの一つでしかないから、その担当になったときしか介護業界に関わることがない。

介護職だけでなく他の職種の担当部署も含めての部門間異動もあるなら、介護業界特化の会社と比べ、経験値を高めにくいのは仕方のないことだろう。

それがわかったから僕は、、、

就労先を探す際は、介護業界に特化した派遣会社からアクセスすべきだと思ったのだ。

あくまで確率論ではあるが、その方が話が早いし、間違いが起きにくいと思ったのだ。

僕が「ここは合わない」と思った派遣会社も、今後介護業界でのノウハウを高めていくかもしれないから将来的にもダメとは言わないが、

少なくとも現時点では、介護職を専門にサポートしている会社から相談をした方が、あなたに合った就労先と出会える確率は高まるはずだ。

せっかく自分に合った職場と出会うために派遣会社と組むのだから、どうせならあなたにとって好ましい会社を選んでほしいと思う。

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