派遣、、、就労開始までの流れ

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派遣就労開始までの流れについて──

問い合わせをいただいた。

これから介護士になろうと活動していて、派遣を検討している人もいると思うので、今回は就労開始までの大まかな流れを紹介したいと思う。

(1)派遣会社に登録する

派遣会社にアクセスして、基本情報、勤務地や就労開始日などの希望条件を登録しよう。

派遣会社のエージェントと直接会わないと登録できない会社も以前は多かったが、現在はホームページからの情報入力と電話でのやり取り程度で登録できてしまう会社がほとんどなので、大した手間はかからないと思う。

会社ごとに扱っている案件(就労先候補)は異なるので(稀に複数社で同じ事業所を紹介されることもあるが)、また会社ごとに提案内容に特徴があったりもするので、より良い就労先と出会うためにも、多くの候補の中から比較検討して選ぶためにも、複数の会社に登録しておくことをおススメする。

ちなみに、、、僕は登録自体は10社以上しているが、新たな就労先を探すときに相談するのは3社くらいだ。これまでのやり取りから提案の傾向がわかっているし、その提案をしてくれたエージェントが現在も担当してくれているからだ(エージェントが変わると話も変わってくる)。この3社は、自分に合った就労先を紹介してくれやすいと思っているので、まず声を掛けている。

(2)就労先の提案を受ける

登録が完了したら、案件(就労先候補)の提案を受けよう。

最初の提案であなたの理想の就労先と出会えたらこんなにラッキーなことはないが、みんながみんなそうはいかないと思うので、提案されたからと言って即決せず(派遣会社的には早く決めてもらった方が助かるのでプッシュしてくるとは思うが)、何件かの情報を受けて比較検討して決めていこう。

多くの場合、エージェントが最初に提案してくる就労先は“すぐにでも人材を確保したい事業所”だと思う(派遣会社やエージェントの立場を考えると想像しやすい(笑))。

「長年勤務していた介護士がたまたま離職して緊急に人材が必要になった」なんていうケースもあると思うが、職場や仕事内容、待遇などに問題があって人の出入りが激しい事業所の場合もあるから注意しよう。

ちなみに、、、僕が他の職場を検討する際に受ける提案数は、少なくても5件以上。多いときは20件以上のときもあった。地域や時期、そして運(縁か?)もあるので3社提案を受けて3社とも良い候補のときもあれば、10件提案を受けて1件も自分好みの事業所がないときもある。そういうときはどうするかって?──就労先にこだわるなら、さらに時間が掛かっても、15件目、20件目・・・と新たな提案を受けている。

(3)職場見学する

自分なりの就労先候補が絞れたら、実際に職場を見てみよう。

1件だけでなく複数の事業所に足を運んでみることをおススメする。

思っていたよりも「規模が大きかった(小さかった)」「勤務している人たちが辛そうだった」「最寄駅から遠かった」など、実際に見てみて初めてわかる点も多々あるはずだ。

自分では検討するための“見学”と思っていても、事業所側が“面談”と思ってしまう場合もあるので(多くの事業所はすぐにでも入職してほしいと思っているので)、職場見学を申し込む際、あるいはエージェントから“顔合わせ”の声が掛かった際は、“職場見学=入職”ではないこと、「何件か見学してから決める」ことをしっかり伝えておこう。

ちなみに、、、条件的によほど良い場合を除き、僕は必ず2件以上は見学するようにしていて、あらかじめ派遣会社のエージェントに「複数見学したい」と伝えている。比較したいという思いももちろんあるが、それ以上に「どこでもいいわけではない」「じっくり検討して決めたい」という僕のスタンスをエージェントに理解してもらい、事業所とのやり取りの中でしっかり伝えてもらうためだ。

(4)就労先を決める

見学した事業所の中に良いところがあったら就労先を決めよう。

あなたがどの程度「自分に合った仕事とは」とか「働きやすい職場とは」を明確に描けているかにもよるが、複数件見学してもその中にピンとくる事業所がなかったら、遠慮せずにエージェントに伝えて、新たな提案をもらおう。

もし生活的にも精神的にもゆとりがあるのなら、多少時間をかけてもいろんな事業所を見て検討した方がいい。見る目も養われるし、自分にとって大切なポイントがどこなのかも明確になってくると思う。

もちろん、すぐにでも勤務開始したい人や、自分の経験値を高めるためにいろんな職場で働いてみたいと考えている人は就労開始してもいいと思う。

ただ、1点気を付けてほしいのは、派遣会社のエージェントに“説得”されて決めないことだ。

エージェントからしてみたら、決められるものなら少しでも早く決めたいと思っている。

取引先である事業所からの評価は高まるし、スタッフを派遣しなければ収益も生まれないからだ。

また別のページで書かせてもらうが、こちらの思いを優先してくれるかどうかも、その派遣会社やエージェントが自分にとって好ましいか好ましくないかを見極めるポイントとなることも気にしておいてほしい。

ちなみに、、、見学までして結局どこにも入職せずに、再度(2)からやり直したことが僕はある。派遣会社の事情や都合など知らなかった時期だったので、あまり希望を明確に伝えずに提案を受けていた頃だ。今振り返ると、派遣会社の営業的に“早めに人をあてがいたい”事業所ばかり提案されていたように思う。

(5)入職する

エージェントの仲介のもと、事業所と調整して入職日を決めよう。

入職後も、就労上のトラブルや問題点の解消など派遣会社が行ってくれるが、相談しても動いてくれなかったり、事業所側の味方についてしまったりするエージェントもいるので要注意だ(エージェントの立場もわからないでもないが(苦笑))。

もし他の職場に移る際は、そういった点も考慮して、相談すべき派遣会社(エージェント)を決めていった方がいいとも思う。

ちなみに、、、僕の場合は職場での問題は直接職場の責任者に話をして解決することが多いのだが、契約に関することなど立場上直接やり取りしにくい内容の場合はエージェントに相談して解決してもらうこともある。今は僕の意図を明確につかんで上手に対応してくれるエージェントが付いてくれているのでよいのだが、過去には大やけどしたことも(苦笑)。穏便に話をまとめてもらおうと思って相談したら、思慮のないエージェントの対応で職場を大炎上させてしまったという、、、何とも苦い経験だ(苦笑)。

本当に大まかだが(笑)、、、

ざっとこんな流れだ。

どこまでこだわるか、地域、時期などによって異なるが、“良いところがあったら決める”というスタンスで活動するなら、(1)~(5)完了まで1ケ月程度だろうか。

「とにかく早く入職したい」とスピード優先で活動するなら1週間以内、

あらかじめ自分の希望を明確に伝えられていて、それに対しての見極め眼が身についていれば2~3日で次の職場を決めることもできるかもしれない。

以前にも紹介を受けていた派遣会社に相談しての例だが((1)は済みの段階で(2)からのスタート)、相談から決定まで1~2週間というのは僕も何度か経験している。

派遣会社に気を使いすぎず、、、

多少手間と迷惑をかけても、わがままに就労先選びをしてほしい(笑)。

派遣会社としては、あなたに長く就労してもらうのが一番嬉しいわけだから(勤務を続けてもらわないと利益を得られないので(笑))、選ぶときに多少手間をかけられても、あなたにベストマッチな事業所と出会ってもらいたいのだ。

中途半端な検討で就労先選びを間違えてしまった方が、もっと派遣会社に迷惑をかけることになってしまう。

長い目で見て、派遣会社に遠慮をせずに、納得できる職場探しをしてほしい。

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