前の記事の──
良い派遣会社とは? が、あまりにもアドバイスとしては弱かった(苦笑)ので、今回は少し情報のプラスをさせてもらおうと思う(汗)。
良い派遣会社とは逆になるが、これまでお世話になった中で僕が「ここは最悪だ」と思った派遣会社のことを書いていこう。
良し悪しと書いてはいるが、、、
実際には、就労先探しと同様「自分に合っているか、合っていないか」と考えてもらった方が適切かもしれない。
僕が「ここは最悪だ」と思っても、派遣会社に求めているポイントが僕とは違う人には“良い派遣会社”となることもある。
僕の好き嫌いがすべての人と共通だったら、今世にある派遣会社の何割かは存続できていないはずだが(苦笑)、
僕がダメ出し(上からトークで申し訳ない(笑))したところでも、今なお存続しているということは、その会社を頼りにしている人がいるということだろう。
前回記事同様、あくまで“僕が思う良い(悪い)派遣会社のポイント”と考えて読んでもらえたらと思う。
僕が「ここは最悪だ」と思ったのは、、、
僕の介護士人生の中で「最も合わなかった」就労先である某有料老人ホームを紹介してくれた派遣会社だ。
※ちなみに、有料老人ホームという事業所形態が合わなかったわけではない。この事業所の前に勤務していたのも有料老人ホームで、そこは「まずまず合っている」と思っていたから、事業所形態ではなく、“この事業所”が合わなかったのだ。
前の記事で、、、
介護業界に特化した派遣会社からアクセスしていくのがいい!
と書かせてもらったが、
僕にそう気づかせてくれたのがまさにこの会社だった。
そういう意味では感謝しなきやいけないかもしれない(笑)。
(今だから言えるが(苦笑))。
その派遣会社は、、、
企業としては超大手で、以前はテレビCMなどもやっていた(僕が知らないだけで今もやっているかもしれない)“業界の先駆け的な存在”で、
派遣就労の経験のない人でも社名は知っていると思うし、CMで流れていたフレーズを聞いたら「ああ、あのCMの…」とわかるくらい知名度の高い会社だ。
この会社にアクセスしたのは、、、
僕が就労先を探していた地域での案件(介護職の就労先)の取り扱いがあるのを募集広告で見かけたからなのだが、
それまで介護職の募集をしているのを見たことがなかったので、広告を見たときは「へえ、この会社も介護職の募集しているんだ…」とちょっと驚いたのを覚えている。
当時、、、いや今もかな、事務職のイメージが強いから、介護職の派遣を行っていることは一般にあまり知られていないんじゃないだろうか。
募集広告でも、、、
株式会社○○ 介護事業部
介護職の派遣なら 株式会社○○
介護派遣は○○(株式会社○○)
、、、みたいな「介護専門です」的な訴求はまったくなく、
株式会社○○
、、、のみ。
総合的な派遣会社が、いろんな職種を扱っている中の、あくまで一つとして介護職も募集している、というようなイメージだった。
当時の僕は、、、
そんなことは気にもしていなかったから、「大手なら心配はないな。介護職の募集もしているみたいだし、とりえあず登録しておくか」くらいの気持ちでアクセスし、その流れのままに就労先の提案を受けてしまったのだが、今思えば、
ちょっと軽過ぎた(苦笑)。
今ほど派遣就労先にこだわっていなかった時期だったので、派遣会社の良し悪しとか、スタッフの良し悪しなんてまったく頭になかったし、気にもしていなかった(笑)。
今振り返ると、ツッコミどころ満載だったのだが。
そこのスタッフは、、、
ちょっとピント外れだった(苦笑)。
最初に電話に出たスタッフの第一声が「当社は前払い制度はないですが、それでもよいですか?」。
僕は“前払い制度”について一言も質問していない、、、どころか“前払い制度”の“ま”の字も言っていなかったのに(苦笑)。
「???」と違和感を感じながらも「はい…」と答えて介護職の担当に電話をつないでもらったら、その第一声が「前払い制度をご希望ですか?」。
え?前払い制度ないんでしょ???
、、、もう仕事の話どころじゃなかった(笑)。どれだけ前払い制度の話しがしたいんだ?と。
まあ、それだけその制度を希望して登録する人が多いのかもしれないが、最初に話さなきゃいけない話題はもっと他にいっぱいあるでしょ?
、、、と心の中でツッコんでいた(笑)。
前払い制度は、、、
他の職種の部署にはなかったが、“介護職の部署”にはあったらしい。
そのことを社内で共有できていなかったようで、最初に電話に出たスタッフは知らなかったようだ。
介護職の部署で最初に電話に出てくれたスタッフさんだけは話が通じる人だった(社内事情を説明し、謝罪してくれた)ので救われたが、さすが大手、、、そして総合人材派遣会社だと思った(褒めてない(苦笑))。
人員数が多いから情報共有するのもひと苦労なのだろう。
部署や担当によって制度や仕組みも異なるようだが、介護職担当の部門はこの会社の中では特殊らしく(事務職が得意分野の会社なので)、同じ営業所内でも把握していないスタッフが多く、こういうやり取りは時々あるとのことだった。
エージェントがまた、、、
今思えば頼りにならなかった(苦笑)。
希望を伝え、就労先提案を依頼してみると、6件の就労先候補が、依頼したその日に届いた。
数と迅速性だけ見たら素晴らしそうだが、提案された事業所名や所在地を見て、思ったのは、
、、、「絶対、セレクトしてないよな」だった(苦笑)。
その後、一件一件詳細を確認したが、案の定、僕の希望はほとんど反映されていなかった。
派遣会社も、、、
ビジネスをやっているのだから、会社都合の提案をしなければならないことがあるのは理解できる。
派遣会社の収益は人材を求めている事業所から得ているのだから、僕らの希望とは別に優先すべき事業所があることも、ある程度は仕方ないとも思う。
実際、どこの派遣会社も、最初に提案してくるのは“派遣会社として最も早く人材を派遣したい事業所”であることが多い。
派遣会社としても、希望とは違うけど、まず提案してみて興味を示してくれたらラッキーくらいに考えているのかもしれないし、
この提案への反応を見て、次に提案する事業所をどうするか判断しているのかもしれない。
それがわかっているから(派遣会社の立場や都合も合わせて)僕は、最初に提案された事業所に決めることはまずないし、提案内容のマッチング度を高めるためにエージェントと何度かやり取りをすることを覚悟している(確率的には低いと思うが、最初の提案で希望通りの事業所と出会えることもないとは言えないので、聞くだけは聞く)。
事業所見学時に聞いたところ──
そのエージェントは、つい最近介護職の担当になったばかりとのことだった。
入社以来ずっと、事務職の派遣の担当をしてきたとのことで、介護業界のことはよくわからないと言っていた。
事務職の派遣は、総務や人事、経理といった職種分けなので、派遣する業界について深堀することはなく、広く浅く把握できていれば問題なかったらしい。
ところが、介護職の場合は、、、
派遣先はほぼ介護業界。
病院やイベント的なものなど介護事業所以外もあるにはあるが割合的には少数。
それだけに、業界のこと──事業所の形態の違い、それによる介護職の仕事内容や勤務形態の違いなど──を知らないわけにはいかないと思うのだが、
このエージェントはその点についてあまり重要性を感じていないようだった。
当時の僕は、、、
「大手は異動が極端でたいへんだな」とか「提案された中からどこかに決めよう」とか思っていたから、そんなエージェントとやり取りしていてもあまり深刻には考えていなかった。
今ほど就労先に求める条件にこだわりもなかったし、勤務時間とか、勤務地とか最低限の条件が希望範囲内なら「試しに入職してみるか」という軽いスタンスでもあった(苦笑)。
それが、この後の悲劇につながるとは思ってもいなかった(笑)。
最初の提案では条件的に難しかったので、、、
再度希望条件を伝えて、新たな提案をもらった。
追加で2件。また即日届いた(苦笑)。
迅速に対応してくれるのはありがたいが、またも「手当たり次第だな」と苦笑したのを覚えている。
でも、、、
前回の提案にはなかった地域の事業所があったので、少しだけ前進した気がした。
それが、、、
大きな勘違いだった。
その事業所も、当初希望していた条件とはほど遠かったのだが、勤務地という条件が満たされたことで、少しだけ、、、
本当に少しだけなのだが、良さそうに感じてしまったのだ(苦笑)。
そして、運が良かったのか悪かったのか、、、
的外れな提案をしてきたにも関わらず、エージェントの仕事ぶりが一生懸命過ぎて、熱心な推薦トークを聞いているうちに「そこまで言うのなら見学してみるか」という気持ちになってしまったのだ(苦笑)。
エージェントの役割というのは言うまでもなく「あなたに合ったベストな就労先を一緒に見つけます」だと思うが、彼らも営業であることに変わりはない。
自分の提案の中から選んでもらえるように僕らに働きかけるのもまた、彼らの重要な仕事であり、派遣会社における彼らの役割なのだ。
当時の僕は、、、
そんな彼らの営業トークに乗せられてしまう程度の判断力しかない介護士だったのだと思う(苦笑)。
今思えば、そのエージェントは本当に介護業界のことを知らなかった。
おそらく自分で提案してきた合計8件の事業所の違いもよくわかっていなかったと思う。
最寄駅の違いとか、駅から近いとか遠いとか、給与が高いとか安いとか・・・他の職種でも比較できる点でしか差別化できていなかったし、
介護士の仕事について ページで書かせてもらった「一言で介護士と言っても、事業所形態や職場によって、その内容が異なる」というようなことはまったくわかっていなかったと思う。
そんなエージェントに乗せられてしまったということは、僕も同レベルだったのかもしれないが(苦笑)。
結局、、、
そんな流れながら、僕は提案された事業所に入職することにしてしまった。
実は見学はしたものの、もともとの希望とはほど遠かったこともあって(良い悪いではなく、僕自身に合っているかどうかという点で)決め兼ねていたのだが、派遣会社に押し切られてしまった形だった。
他の派遣会社でもよくあることなのだが、見学した直後に「先方がとても気に入られて、あなたしかいない!どうしても来てほしいと言っています」とか「他の方の面談もしたそうで明日中に決断しないとその方に決めると事業所の方が言っています」とか、ビジネスでいうところの希少性とか緊急性を出して決断を迫られたのにまんまとやられてしまった(笑)。
その事業所を見学したのが僕だけだったのを知ったのは、入職した後のことだ(苦笑)。
それでも、、、
この事業所が僕にとって良い職場だったら、入職までの流れがどうであれ「運が良ければ自分に合った就労先と出会える」というおめでたい経験になったと思うのだが、そうは世の中甘くなかった(笑)。
まさに「最悪だ」と思ってしまうような展開となってしまったのだが──長くなってしまったので、この続きはまた次のページで(笑)。


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